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カイロで温熱療法のススメ ~読書日記『体を温めるとすべての痛みが消える』~


今すぐ湿布を止めて使い捨てカイロで温めよう!


こんにちは!沖縄県那覇市久茂地で痛みのない優しい整体と鍼灸で心と身体のバランス調整のお手伝いをしている治療院ナチュラルの宇座です。


同業の方に勧めてもらい購入した本を読み、そこに書かれているカイロを使った温熱療法がとても理にかなっていると思われるので、急性の強い痛みの方や長引く慢性の痛みの方などにお勧めしています。


『体を温めるとすべての痛みが消える』という医師の坂井学先生が掛かれた本です。
市立病院の整形外科医として働かれていた坂井先生は、様々な疑問を解決するために安定した立場を辞し、探求を重ねられたそうです。

本の内容の一部を紹介しながら痛みや炎症、カイロの使い方を書いてみたいと思います。






その痛みや炎症の始まりは?

カイロの使い方の前に、痛みなどの症状の起こっている状態を本からピックアップして説明しますね。


・ケガや使い過ぎ・動かなさ過ぎなどで血液循環が低下し、体がダメージを受ける

・体のダメージを修復しようと「プロスタンジン」というホルモンが増加する

※プロスタンジンの主な作用は血液循環を良くすることですが、同時に発赤・熱感・腫れなどの炎症という現象も起こします。


つまり、血液循環が低下し体にダメージが起こり、それを修復するために痛みや炎症が起こっているんですね。





痛みの公式

坂井先生は痛みを道路工事に例えてわかりやすく説明されています。


まず、道路にデコボコができる
 血液循環が低下したり、体に何らかのダメージを受けた状態

道路を修復するために、工事を発注
 血液循環を高めダメージを修復しようと、プロスタンジンの分泌が増える

実際に現場で工事をする
 プロスタンジンの作用で血液循環が良くなり、同時に炎症が起こる

デコボコが治り、工事が終了する
 ダメージの修復が終わって、血液循環も平常に戻り、炎症や痛みが治まった状態


この公式に当てはめると、痛みや炎症は③の工事中に発生しています。

つまり、痛みは修復作業中に発生する騒音やほこりのようなものであり、けっして体を傷つけるものではない。
騒音である痛みや炎症は工事が終われば消えてしまいます。




湿布で体は良くなるのか?

修復作業中に湿布を貼るとどうなるのか?についてもしっかり書かれています。


湿布は患部の血液循環を低下させ、無理に炎症を止めてしまうので、修復作業が中々終わらない(治りを遅くしてしまう)。

成分のインドメタシンなどは強力な消炎鎮痛剤で、皮膚を介して吸収されプロスタンジンの働きを抑制してしまう。
つまり、血液循環を低下させてしまうんです。

これは、温湿布でも同様で、単にカプサイシンという唐辛子の辛みの成分などが含まれているだけど、基本はインドメタシンなどが含まれています。

よって、湿布は体の修復作業を遅らせるだけでなく、血行を悪くして痛みを悪化させる原因にもなるようです。


当院でも湿布の使用はお勧めしていないのです。




「かたち」よりも「はたらき」が肝心


よく姿勢がいいとか悪いとか、ストレートネックとか、骨盤の歪みや足の長さなどを気になれ、そのせいで痛みや不調が出ていると思い込んでいる方がいらっしゃいます。
と言うか、ほとんどの方がそう思われているのが現状です。


ところが、ある調査で、腰椎の椎間板ヘルニアがある人とない人を調べた結果、ヘルニアがあるのに痛みのない人や、ヘルニアがなくても痛みや足の痺れがある人がたくさん居たそうです。
また、ヘルニアの手術をして痛みがなくなった人も居れば、痛みが変わらない人も居ますよね。
そして、同じ「かたち」なはずなのに、朝起きた時に痛んだり、季節の変わり目にキツクなったりするのはどうやったら説明が付くのでしょうか?

つまり、「かたち」の異常はあまり症状と関係がないと考えるのがスマートだと思うのです。


それよりも、関節の動きや血液循環などの「はたらき」が関係していると考える方が矛盾がないと思いませんか?


我々は整体や鍼を使って関節の動きや血液循環を良くするお手伝いをしているんですね。
その中でも血液循環が最も大事だと考えています。




カイロの使い方

大事な血液循環を良くするために、この本では使い捨てカイロを使うことをお勧めしています。

ワタシも肩や腰に貼ってみましたが、温まることによって重さや痛みが緩和し、いい感触です^^それでお勧めしている訳です。


使い方は実にシンプルで、痛いところに貼る。
ワタシは貼るタイプしか使ったことがないので、貼ることだけ言いますね。

肩や腰、膝などに貼るといいです。


注意したいのは、肌に直接貼ったり、寝る時に貼ると低温やけどの恐れがあるので、シャツやズボンやサポーターの上から貼ることや、日中貼って痒みなど感じたら皮膚の状態を確認して剥がすなどの対応する必要があると思います。

頭痛のある方は、タオルやスカーフなどにくるんだり貼ったりして首に巻くといいようです(これはまだ試してませんが)。


捻挫した直後など炎症の強い時も冷やさずに貼るべし、だそうです。
痛みを抑えるために冷やしたり湿布をしたりすると、血液循環が低下し、治りを遅くしてしまうので温める方が結果的に早く治るそう。

なので、アドバイスとしては熱感あっても温める方がいい。

ただし、あまりに痛みが増すようでしたら無理せず温めることを中断することも必要かもしれません。

使用にあたっては自己責任でお使い下さいね。




以上、本の内容を中心にお伝えしました。

来院された方にはその方に合ったアドバイスをさせていただきますね。




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