お役立ちブログ

ギックリ腰で腰が伸びない・反らせない時の整体の症例


楽な姿勢や動きを確認!

なるべき患部から離れた所からアプローチ




こんにちは!沖縄県那覇市久茂地で痛みのない優しい整体と鍼灸で心と身体のバランス調整のお手伝いをしている治療院ナチュラルの宇座です。






仕事中しゃべっていたら急に痛みが!

昨日の午後、スマホに電話が掛かって来ました。先月も会って飲んだ知人からです。

聞けば仕事中に話しているだけだったのに急に腰に痛みが発生し、時間経つごとに段々痛みが増し、来院された時には前かがみでしか歩けない状態でした。

これまで急な腰痛なかったし、最近痛みもなかったし、なんで痛みが出たのかわからないとのこと。
何かが乗り移って来たんでしょうか!?

こんな痛みん出方もあるんですねぇ。




まずは、キツイ姿勢や動きと楽な姿勢や動きの確認

立位での検査で前屈は楽だけど、反らせない。
というより、まっすぐ立てない(腰が伸びない)状態でした。

あお向けでは足を伸ばすとキツイ、右の足首が上げづらい(反らしづらい)、膝が左右に倒れない(痛みが走る)、左股関節が硬くて詰まるなど。

どうやら身体は丸まりたがっているようです。

それがわかればどんな姿勢でどんな手技を使うかの組み立てがしやすくなります。




なるだけ患部から遠くからスタート


まずは、あお向けで足首の動きの調整からスタートし、骨盤の捻じれや股関節の屈曲も。
この時点で一度起きてもらい歩いてもらうとさっきよりも腰が伸びてきている。まだ怖さと痛みがある。

それから横向きに寝てもらい肩甲骨の調整(その時にほんの少し痛みのある仙骨辺りに触れる程度の調整)をおこなう。
肩や背中の動きから腰へのアプローチをするイメージでしたが、この調整後見違えるように腰が伸び、痛みや怖さもかなり減っていました。

「明日の仕事なんとかできそう!」
と喜んでおられました。



大振りでホームランを狙うのではなく、コツコツと地道に送りバント


今回は座れるし、寝れる状態でしたので、そこそこ目に見えての変化が出てくれました。まだ安心できませんが、ひとまずホッとしました^^

そうじゃない場合はまずは少しでも可動域の回復を目指し、血流のいい状態へ誘い、回復に掛かる時間を短縮するのが王道です。
一発ホームランを狙うのではなく、内野安打やファーボールに盗塁や送りバントを混ぜ、コツコツと得点を上げるべきでしょう。
その方が結果的に勝利への近道になります。


その前提として、なるだけ楽な姿勢で、患部以外にアプローチをし、身体の負担のない状態で施術を進めます。


今日はギックリ腰を例にして当院流の施術の流れを書いてみました。
お困りの方はぜひお診せ下さい!



過去の記事

全て見る